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桜の季節が巡っても~追憶~
第15章 デート前の波乱3
この時だけは彼女を支配するのは、彼だった。
彼の意のまま。
彼に意見する事など、出来ない。
決して、出来ない-…。
もっと強くして、欲しい。
でも、自身から次々溢れる愛液が邪魔をし、彼の指は滑り、それは敵わない。
ならいっそ、そこを攻めるのを止めて欲しいのに、それもまた許してもらえない。
中途半端に弄ばれ、それでもようやく高まりをみせるが、しかしその波は小さいもので。
絶頂を迎えそうで迎えられない-そのもどかしさは、相当のものだった。
太腿に垂れる蜜の量は明らかに増えていたが、本当の悦びにはまだ程遠かった。
その辛さを熟知しているくせに。
どうして欲しいかちゃんと知ってるくせに。
もう。
もう、ほんと-、
「もう泣くからっ…」
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