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桜の季節が巡っても~追憶~
第15章 デート前の波乱3
彼女の中に沈む動きは、次第に速く、深く。
その快感にひとりひたすらに耐える彼女が、啼く以外で口を開(ひら)けるはずもなかった。
「せんせ…せんせい、あっ、ああっ…!」
嗄れるのではないかと思う程、彼女に深々と挿しておきながら、よく言う-自分自身に辟易してしまうけれど。
腰を打つ音。
彼女の秘所が、自らのものを呑み込む度に放つ、濃蜜のそれ。
互いの荒々しい、呼吸。
悶える、彼女の、声。
聴覚に訴えてくるもの全部が、互いの興奮を煽る材料となる。
「泉夏、言わないの?」
秀王は、言えないのを承知で訊く。
終わりの近い泉夏は、彼が何を言っているのかすら、最早理解に苦しむ。
「言うって?なに?なにを…あんっ…」
蜜壺の中を数え切れぬくらい彼自身に出入りされながら、更に快楽により大きくなった陰核まで秀王の手が忍び寄り、泉夏は一層悶えた。
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