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桜の季節が巡っても~追憶~
第16章 三年目のデート1
「とっても美味しかったね、先生」
店を後にし、手を繋ぎ、駅の方向へ歩道を歩き出す。
ごちそうさまでした-言って、指を絡めた隣りの彼を見る。
視線を受けて、秀王は微笑む。
「どういたしまして」
「またごちそうになっちゃったね。…いつも、ありがとう」
「まだたった三回目だ。泉夏とは、まだたった三回しか、一緒に食事をした事もない」
繋いだ手に、力が入った。
「もっともっと、一緒にいたい。もっともっと、一緒に色んな事をしたい。もっともっと、一緒に色んな場所に行きたい。…そう、思ってるのに。現実は遠く離れたままで、泉夏には何もしてやれていない。だから、食事をごちそうするぐらい。だからせめて、たまにこうして逢えた時ぐらい、泉夏にはなんでもしてあげたい」
熱い眼差しで見詰められ、泉夏は気恥ずかしくなり、慌てて視線を逸らす。
「…何もしてやれてなくないよ」
アスファルトに目線を落とし、泉夏は呟いた。
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