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桜の季節が巡っても~追憶~
第16章 三年目のデート1
先生-なんの前触れもなく、泉夏は突然その場に立ち止まる。
繋いだ手を引っ張られ、秀王もまた急いで彼女に従った。
「泉夏…?」
問われるより早く、泉夏は彼に抱き付いた。
繋いだ手を離し、彼の背に両腕を回し、ぎゅっと抱き締める。
「…どうしたの?」
突如抱き付かれ、思わず数歩、後ずさる。
なんとか体勢を立て直し、彼女を受け止める。
「…ただ抱き締めて欲しくなっただけ」
「…歩道の真ん中だけど?」
「…多分もう二度と会う事もない、擦れ違うだけの人達だもん。恥ずかしくない」
言ってる顔は、もう、真っ赤だったけれど。
でも、それよりも、今は堪らなく、ここにいたかった。
自分を、嫉妬する程好きだと言ってくれる、ひとの中に。
自分を、いとも簡単に縛ってみせる、ひとの腕の中に。
繋いだ手を引っ張られ、秀王もまた急いで彼女に従った。
「泉夏…?」
問われるより早く、泉夏は彼に抱き付いた。
繋いだ手を離し、彼の背に両腕を回し、ぎゅっと抱き締める。
「…どうしたの?」
突如抱き付かれ、思わず数歩、後ずさる。
なんとか体勢を立て直し、彼女を受け止める。
「…ただ抱き締めて欲しくなっただけ」
「…歩道の真ん中だけど?」
「…多分もう二度と会う事もない、擦れ違うだけの人達だもん。恥ずかしくない」
言ってる顔は、もう、真っ赤だったけれど。
でも、それよりも、今は堪らなく、ここにいたかった。
自分を、嫉妬する程好きだと言ってくれる、ひとの中に。
自分を、いとも簡単に縛ってみせる、ひとの腕の中に。

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