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桜の季節が巡っても~追憶~
第16章 三年目のデート1
まだ返事を貰えていなかった質問を、繰り返す。
なんの事かと多少身構えていた泉夏は、すぐに頬を緩めた。
「行くに決まってる、先生」
「本当に?」
「私が、行きたい。先生と一緒に、映画に行きたい」
-だから、連れて行って。
呟く唇は、彼に甘く、攫われた。







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