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桜の季節が巡っても~追憶~
第17章 三年目のデート2
「凄く幸せなのは俺も同じだよ、泉夏」
その言葉に、泉夏は真っ赤な顔をつい、彼に向けてしまう。
幸福そうな笑みを、返される。
「今日も。朝から泉夏と一緒で。可愛く支度をしてきてくれて。午前中は…ちょっと色々してしまって、時間がなくなってしまったけれど。お昼を初めて食べに行って。図書館にも。そして今は、映画に-」
「い、色々したってっ…」
その部分だけに、異様に反応してしまう。
そんな自分が増々恥ずかしくなる。
大丈夫?-心配そうに問われ、泉夏の頬は染まる一方だ。
「それは重ね重ね言うけれど、本当に悪いと思ってる。その時間があれば、他のどこかに行けたなって。泉夏は、行きたかっただろうなって-」
「…悪いだなんて思わないで。そんなに何度も謝らないで。私、なんとも思ってない」
「そう?」
泉夏の呟きに、秀王はいまいち信じていないだろう目線を送ってくる。
「そう。極端な話、私は先生がいればいい。ただ、先生がいてくれさえすれば、それでいい。どこに行かなくても、先生が一緒なら。それだけで十分、嬉しい」
その言葉に、泉夏は真っ赤な顔をつい、彼に向けてしまう。
幸福そうな笑みを、返される。
「今日も。朝から泉夏と一緒で。可愛く支度をしてきてくれて。午前中は…ちょっと色々してしまって、時間がなくなってしまったけれど。お昼を初めて食べに行って。図書館にも。そして今は、映画に-」
「い、色々したってっ…」
その部分だけに、異様に反応してしまう。
そんな自分が増々恥ずかしくなる。
大丈夫?-心配そうに問われ、泉夏の頬は染まる一方だ。
「それは重ね重ね言うけれど、本当に悪いと思ってる。その時間があれば、他のどこかに行けたなって。泉夏は、行きたかっただろうなって-」
「…悪いだなんて思わないで。そんなに何度も謝らないで。私、なんとも思ってない」
「そう?」
泉夏の呟きに、秀王はいまいち信じていないだろう目線を送ってくる。
「そう。極端な話、私は先生がいればいい。ただ、先生がいてくれさえすれば、それでいい。どこに行かなくても、先生が一緒なら。それだけで十分、嬉しい」

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