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桜の季節が巡っても~追憶~
第21章 三年目のデート4
「先生、見て見て!」
館内に入ってすぐの大水槽。
繋いだ彼の手を、少々強引に引っ張ってゆく。
エイやサメに混じって、一際目を引くのが何万匹もの鰯の大群泳だった。
群れをなしたイワシの大群の大移動の様は、まさに一見の価値あり、だった。
水槽内の照明に照らされて光る鱗(うろこ)が、きらきら輝いている。
綺麗-思わず、感嘆の声が上がる。
「とっても綺麗。とっても素敵-」
暫し大きな水槽の前に佇み、水中を見上げる。
鳥肌が立つくらいの、美しさ-見惚れてしまう。
どれ程そうしていたのか-ようやく、我に返る。
「ご、ごめんなさい…っ」
隣りに立つ彼を慌てて見る。
しかし、怒ってはいなかった。
眼鏡の向こうは-笑ってる。
館内に入ってすぐの大水槽。
繋いだ彼の手を、少々強引に引っ張ってゆく。
エイやサメに混じって、一際目を引くのが何万匹もの鰯の大群泳だった。
群れをなしたイワシの大群の大移動の様は、まさに一見の価値あり、だった。
水槽内の照明に照らされて光る鱗(うろこ)が、きらきら輝いている。
綺麗-思わず、感嘆の声が上がる。
「とっても綺麗。とっても素敵-」
暫し大きな水槽の前に佇み、水中を見上げる。
鳥肌が立つくらいの、美しさ-見惚れてしまう。
どれ程そうしていたのか-ようやく、我に返る。
「ご、ごめんなさい…っ」
隣りに立つ彼を慌てて見る。
しかし、怒ってはいなかった。
眼鏡の向こうは-笑ってる。

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