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桜の季節が巡っても~追憶~
第21章 三年目のデート4
「…友達だよ」
泉夏は、呟く。
「二年前は、友達と来たの」
「そうなんだ」
頷き、そのまま彼は水槽に視線を移した。
その横顔は微かに、嬉しそうで。
それを目にした泉夏の頬もまた嬉しさに、緩む。
指と指は更に絡み合い、泉夏は彼の腕にそっと、顔を寄せた。






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