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桜の季節が巡っても~追憶~
第4章 先生には秘密4
その瞬間を目の当たりにしていた泉夏は思わず、肩を竦める。
彼は自分でも常々言ってるように、滅多な事では本気で怒らない。
特に女には、まず、腹が立たない(らしい)。
当然泉夏も、今まで龍貴に怒鳴られたりした記憶もない。
けれど。
今のは、ちょっとやばそうな感じだったような-泉夏は俯き加減で、でも、最後まで話すべく、小声で続ける。
「多分、やっぱり寝てたみたいで?すぐには返事はこなかった。…でも、私、どうしても龍とご飯行きたかったから。だから-」
だから、嘘を。
「先生から許可もらわないと、龍が一緒に行ってくれないのを分かっていたから。数時間後に先生が返事をくれても、きっと遅かったから。だとしたら、昨日、行けないまま終わってた。龍、忙しいし、今度いつ行けるか分かんなかったし。だから-」
だから、嘘を。
それに、知っていたし-泉夏は龍貴の顔を伺いつつ、更に言を重ねる。
彼は自分でも常々言ってるように、滅多な事では本気で怒らない。
特に女には、まず、腹が立たない(らしい)。
当然泉夏も、今まで龍貴に怒鳴られたりした記憶もない。
けれど。
今のは、ちょっとやばそうな感じだったような-泉夏は俯き加減で、でも、最後まで話すべく、小声で続ける。
「多分、やっぱり寝てたみたいで?すぐには返事はこなかった。…でも、私、どうしても龍とご飯行きたかったから。だから-」
だから、嘘を。
「先生から許可もらわないと、龍が一緒に行ってくれないのを分かっていたから。数時間後に先生が返事をくれても、きっと遅かったから。だとしたら、昨日、行けないまま終わってた。龍、忙しいし、今度いつ行けるか分かんなかったし。だから-」
だから、嘘を。
それに、知っていたし-泉夏は龍貴の顔を伺いつつ、更に言を重ねる。

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