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桜の季節が巡っても~追憶~
第4章 先生には秘密4
龍貴はその灯りに安堵し、泉夏に告げる。
「お休み」
そう言って、来た道を戻ろうとする彼を、泉夏は思い切って呼び止めた。
「龍、待って」
結果的には予想通りで、なんの問題もなかったけれど。
でも、それは結果論で、やっぱり黙ったままは良くない-泉夏は恐々(こわごわ)と話し出す。
「…私、龍に謝らなければいけない事があって」
足をストップさせた龍貴は、泉夏を振り返る。
「今日…ってか、昨日からのデートの事なんだけど。出掛ける前に先生にメールして、龍と行っていいかどうか訊いたじゃない?」
「…それが?」
「…先生にメールしたのは本当だけど、実はその時返信はこなかったの」
「え?」
灯りに照らされた龍貴の表情が、僅かに、険しくなる。
「お休み」
そう言って、来た道を戻ろうとする彼を、泉夏は思い切って呼び止めた。
「龍、待って」
結果的には予想通りで、なんの問題もなかったけれど。
でも、それは結果論で、やっぱり黙ったままは良くない-泉夏は恐々(こわごわ)と話し出す。
「…私、龍に謝らなければいけない事があって」
足をストップさせた龍貴は、泉夏を振り返る。
「今日…ってか、昨日からのデートの事なんだけど。出掛ける前に先生にメールして、龍と行っていいかどうか訊いたじゃない?」
「…それが?」
「…先生にメールしたのは本当だけど、実はその時返信はこなかったの」
「え?」
灯りに照らされた龍貴の表情が、僅かに、険しくなる。

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