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桜の季節が巡っても~追憶~
第22章 三年目のデート5
大袈裟でもない。
そのどれでもない。
その他のどれでもない。
心の底からの彼の懇願。
もう、切なくて切なくて、どうしたらいいかなんて分からない。
もう、嬉しくて嬉しくて、どうしていたらいいかなんて分からない。
一瞬で、心臓を鷲掴みにされる。
ぎゅっと、握られてしまった。
きゅんと、心が疼いてしまう。
ああ。
もう。
本当に。
私をこんなにも激しく乱すのも。
私をこんなにも欲しがるのも。
私がこんなにも欲しいのも。