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桜の季節が巡っても~追憶~
第25章 出発前の甘い夜1
自分に必死に頼ってくる、その細い腕。
悩ましい、吐息。
ほんのりと染まる、その頬。
もう、全部が堪らない。
自分をこれ以上なく、刺激しているのに。
なのに。
目の前で、あんなにも淫らに腰を振ってみせて。
普段の彼女からはとても想像できない姿。
自分にだけ見せる、乱れまくったその動き。
そんなふしだらな一面を見せつけられて、平気でいられる男がいる訳がない。
それが最愛の彼女であるなら、尚の事。
もう、滅茶苦茶にしろと。
もう、果てなく貫けと。
例え口にはしなくとも。
その身体で示しているようなもの。
その身体で誘惑してるようなもの-。
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