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桜の季節が巡っても~追憶~
第26章 出発前の甘い夜2
「とっても楽しい数日間だったな」
右手の甲を目の前に。
薬指に嵌った緑色の指輪を眺め、泉夏は呟いた。
「スタバで初めての待ち合わせをして。図書館行って、映画に行って。水族館行って、カフェにも行った。美術館にも。一緒にご飯を食べて、プレゼントまで貰った。…あとは、最後の夜もこうしてふたりでいれる」
言って、泉夏は隣りに横たわる彼の胸に擦り寄った。
きっと。
絶対。
自分は今世界で一番幸せに決まってる-大好きなひとの腕の中で、その幸福に酔い痴れる。
「…きっと。いや、絶対」
瞳を閉じかけた泉夏の耳に、声が届く。
「絶対、今世界で一番幸せなのは自分に決まってる」
まるで自分の心の中を読まれたかのような台詞に、泉夏は急いで自分を抱き締める彼を見る。
視線の合った秀王は、泉夏に微笑んで見せた。
右手の甲を目の前に。
薬指に嵌った緑色の指輪を眺め、泉夏は呟いた。
「スタバで初めての待ち合わせをして。図書館行って、映画に行って。水族館行って、カフェにも行った。美術館にも。一緒にご飯を食べて、プレゼントまで貰った。…あとは、最後の夜もこうしてふたりでいれる」
言って、泉夏は隣りに横たわる彼の胸に擦り寄った。
きっと。
絶対。
自分は今世界で一番幸せに決まってる-大好きなひとの腕の中で、その幸福に酔い痴れる。
「…きっと。いや、絶対」
瞳を閉じかけた泉夏の耳に、声が届く。
「絶対、今世界で一番幸せなのは自分に決まってる」
まるで自分の心の中を読まれたかのような台詞に、泉夏は急いで自分を抱き締める彼を見る。
視線の合った秀王は、泉夏に微笑んで見せた。

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