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桜の季節が巡っても~追憶~
第26章 出発前の甘い夜2
「泉夏がもっと可愛くなければ良かったのに」
泉夏の髪から頬を撫で、秀王は呟く。
独り言のような言葉が意味するところが分からず、泉夏は首を傾げた。
「いつも余計な心配ばかりして気を揉んでしまうのは、泉夏が可愛い過ぎるからだ。その可愛さに誰かが気付いたらどうしようって、馬鹿みたいな事ばかり想像してる」
微笑まれ。
見る間に、泉夏の頬は紅潮する。
剥き出しの上半身がほんのりと桜色に染まったようにも見えるのは-気のせいなんかじゃなかった。
「可愛い以外の形容が思いつかないくらい、俺の彼女は本当に可愛い」
「…ほ、褒め過ぎっ」
泉夏が羞恥に怒るしかなくなれば、秀王は声を立てて笑った。
「だめなの?」
「だめ…じゃないけど…っ」
「俺は泉夏しか褒める相手がいない。だから電話もメールも返事は欲しい…絶対に」
真摯に訴えられ、泉夏の胸が一瞬で高鳴る。
泉夏の髪から頬を撫で、秀王は呟く。
独り言のような言葉が意味するところが分からず、泉夏は首を傾げた。
「いつも余計な心配ばかりして気を揉んでしまうのは、泉夏が可愛い過ぎるからだ。その可愛さに誰かが気付いたらどうしようって、馬鹿みたいな事ばかり想像してる」
微笑まれ。
見る間に、泉夏の頬は紅潮する。
剥き出しの上半身がほんのりと桜色に染まったようにも見えるのは-気のせいなんかじゃなかった。
「可愛い以外の形容が思いつかないくらい、俺の彼女は本当に可愛い」
「…ほ、褒め過ぎっ」
泉夏が羞恥に怒るしかなくなれば、秀王は声を立てて笑った。
「だめなの?」
「だめ…じゃないけど…っ」
「俺は泉夏しか褒める相手がいない。だから電話もメールも返事は欲しい…絶対に」
真摯に訴えられ、泉夏の胸が一瞬で高鳴る。

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