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桜の季節が巡っても~追憶~
第27章 ふたりとも好き1
「な、なにって。なにって…それは…っ」
『にやにやしてた理由』が他に思い付かない。
焦れば焦る程、全然頭に浮かんでくれない。
進退窮まった泉夏の姿に、麻衣は深い溜め息を漏らした。
「はいはい。わざわざ言わなくてもいいですよ」
「えっ」
「今日朝から飽きるほど散々聞かされた。彼氏に指輪貰って浮かれまくってる話」
からかいの視線に、泉夏の恥ずかしさが更に募る。
でも、まあ-羞恥に染まる泉夏を眺めつつ、麻衣は続ける。
「長かった片想いがやっと実れば、そりゃ浮かれもするよね。あんたがこの三年間どんな思いでいたか一番分かってるのは、親友のこの私だもんね?」
「麻衣-」
親友の優しさ溢れる言葉に、泉夏は涙腺が緩んでしまう。
「やっと昼休みになった事だし?じっくり聞いてやるかな、のろけ話」
-有栖川先生、元気だった?
破顔する麻衣に、泉夏は大きく頷いた。
『にやにやしてた理由』が他に思い付かない。
焦れば焦る程、全然頭に浮かんでくれない。
進退窮まった泉夏の姿に、麻衣は深い溜め息を漏らした。
「はいはい。わざわざ言わなくてもいいですよ」
「えっ」
「今日朝から飽きるほど散々聞かされた。彼氏に指輪貰って浮かれまくってる話」
からかいの視線に、泉夏の恥ずかしさが更に募る。
でも、まあ-羞恥に染まる泉夏を眺めつつ、麻衣は続ける。
「長かった片想いがやっと実れば、そりゃ浮かれもするよね。あんたがこの三年間どんな思いでいたか一番分かってるのは、親友のこの私だもんね?」
「麻衣-」
親友の優しさ溢れる言葉に、泉夏は涙腺が緩んでしまう。
「やっと昼休みになった事だし?じっくり聞いてやるかな、のろけ話」
-有栖川先生、元気だった?
破顔する麻衣に、泉夏は大きく頷いた。

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