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桜の季節が巡っても~追憶~
第28章 ふたりとも好き2
「次の飲み会の肴は有栖川先生にしよう」
「え、先生?」
「そう、先生がどれだけ澄ましてたかを話題に飲む」
「ちょっと龍、いい加減にして…!」
泉夏は必死に抗議するが、龍貴はどこ吹く風だった。
「男ばっかの子守りでかなり憂鬱だったけど、一気に楽しみになってきた。俺に合わせるって言うなら、早速来週にしよう。麻衣ちゃん達に連絡しとけ」
有無を言わさず告げられて、楽しそうな龍貴とは対照的に、泉夏は深い溜め息を吐いた。