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桜の季節が巡っても~追憶~
第29章 ふたりとも好き3
「さっき『これから会社出る』って連絡きたから、もうちょっとだと思うよ」
泉夏が答えれば、麻衣は唇を尖らせた。
「もう!お兄さん遅いよう。やっと久し振りに会えるってのにさあ。お兄さんが来る前に、酔いが回ってきちゃうじゃないか~」
アルコールの力も多少加わり不満たらたらな麻衣を、泉夏は苦笑しつつ宥める。
「仕方ないよ、仕事なんだし。それでも今日は、いつもより大分早めに切り上げてくるらしいし-」
-あともう少し待っててあげてよ。
やんわり泉夏がお願いすれば、親友は渋々と言った感じでもうひとくち、レモンサワーを口に含んだ。
「しょうがないなあ~。あ、でも」
眉間に皺を寄せていた麻衣の顔が、急に華やいだ。
「酔っぱらっても別に問題ないか。そしたらお兄さんに介抱してもらおう」
麻衣がはしゃいだ声を出す。
「お兄さん、滅茶苦茶お酒強いんでしょ?帰り送ってもらおうかなあ」
麻衣の強ち冗談でもない台詞に、泉夏は思わずぎょっとする。
泉夏が答えれば、麻衣は唇を尖らせた。
「もう!お兄さん遅いよう。やっと久し振りに会えるってのにさあ。お兄さんが来る前に、酔いが回ってきちゃうじゃないか~」
アルコールの力も多少加わり不満たらたらな麻衣を、泉夏は苦笑しつつ宥める。
「仕方ないよ、仕事なんだし。それでも今日は、いつもより大分早めに切り上げてくるらしいし-」
-あともう少し待っててあげてよ。
やんわり泉夏がお願いすれば、親友は渋々と言った感じでもうひとくち、レモンサワーを口に含んだ。
「しょうがないなあ~。あ、でも」
眉間に皺を寄せていた麻衣の顔が、急に華やいだ。
「酔っぱらっても別に問題ないか。そしたらお兄さんに介抱してもらおう」
麻衣がはしゃいだ声を出す。
「お兄さん、滅茶苦茶お酒強いんでしょ?帰り送ってもらおうかなあ」
麻衣の強ち冗談でもない台詞に、泉夏は思わずぎょっとする。

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