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桜の季節が巡っても~追憶~
第35章 濃蜜な再会2(再編済)
「まだ最初だけど、続きがとっても気になる」
率直な泉夏の感想に、秀王は笑った。
「そうなんだ。俺も今度読んでみよう」
-ところで。
秀王は、彼女を覗き込む。
「シャワーは浴びてこないの?」
尋ねられ、我に返る。
さっきから鼻腔に届いていたのは、浴室から出て来た彼の放つ香り。
髪の毛は-濡れていないところを見ると、本に熱中している間《ま》に既に乾かしていたに違いなかった。
先に入った彼が済ませたのなら、次は自分の番だった。
本に栞を挟み終え、ベッドから立ち上がろうとしたところ、それは中断せざるを得なくなる。
「その脚-」
彼の微かな呟きに、泉夏は自分の脚に何気に視線を落とす。
捲っていたフレアスカートの裾が、膝どころか下着が見えそうな際どい位置まで上がってきていた。
無防備に太股を晒していた自分が、最高に恥ずかしくなる。
「やだ…!」
-見ないで、先生。
慌ててスカートを引き下げようとし、彼に阻まれる。
率直な泉夏の感想に、秀王は笑った。
「そうなんだ。俺も今度読んでみよう」
-ところで。
秀王は、彼女を覗き込む。
「シャワーは浴びてこないの?」
尋ねられ、我に返る。
さっきから鼻腔に届いていたのは、浴室から出て来た彼の放つ香り。
髪の毛は-濡れていないところを見ると、本に熱中している間《ま》に既に乾かしていたに違いなかった。
先に入った彼が済ませたのなら、次は自分の番だった。
本に栞を挟み終え、ベッドから立ち上がろうとしたところ、それは中断せざるを得なくなる。
「その脚-」
彼の微かな呟きに、泉夏は自分の脚に何気に視線を落とす。
捲っていたフレアスカートの裾が、膝どころか下着が見えそうな際どい位置まで上がってきていた。
無防備に太股を晒していた自分が、最高に恥ずかしくなる。
「やだ…!」
-見ないで、先生。
慌ててスカートを引き下げようとし、彼に阻まれる。

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