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桜の季節が巡っても~追憶~
第37章 濃蜜な再会4(再編済)
ああ、もう!
結局彼は何をしても、しなくても、同じだった。
ちっとも変わらない。
見慣れない眼鏡姿に惚れ惚れしていたが-それを外しても、やっぱり格好良さに劣りはなかった。
外したら外したで『眼鏡をしてない彼の方が、やっぱり素敵かも』-調子のいい事を思う自分がいた。
彼から目を逸らせずに、外した眼鏡をそっと枕元に置く。
こんなひとが自分を-ほんとに信じられない。
恥ずかしさから言うべき何かを探せずに、見詰めるしかない最中《さなか》。
頭の片隅に、再び巣食う疑念。
さっきは無理矢理打ち消したけど、二度目はその不安を失くせない。
数か月ぶりの嬉しさに、震える夜だった。
明日からの数日間も、最高に楽しいに決まってた。
なのにその期間を悶々と過ごすだなんて。
だから今のうちに確かめておきたかった-『そうだって』
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