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桜の季節が巡っても~追憶~
第37章 濃蜜な再会4(再編済)
「違うの。そうじゃなくて。私、先生の事…自分の恋人だって思ってて間違いなかったのかなって。先生は私を…そういう風に思ってくれてるのかなって、ちょっと心配になっちゃったの。馬鹿みたいだけど、でもよくよく考えたらそういうの-」
-はっきりと口に出した事も、出された事もなかったから。
今までの自分への彼の言動。
今日までの自分達の状況から、それは明らかだったけど。
証拠なんてものじゃないけど。
たったひとことでいいから、言って欲しいだけだった。
そんな事でと、もしかしたら笑われるかもしれないけれど。
けれど、口にするのもしないのでは、やっぱり違うと思うのだ。
気にならないままなら良かったけど-もう気になったしまったから。
でもその願いは、最後まで言えない。
「彼女だと思ってるから…彼氏だと思ってるから、こんな事してる。俺は、彼女以外の誰かとこんな事は絶対しない」
-泉夏は違うの?
問い質されて、頬が熱くなる。
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