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桜の季節が巡っても~追憶~
第41章 朝帰りの出来事3(再編済)
龍貴はからかうような笑みを残し、泉夏の身体を自分から離した。
泉夏は赤い顔をしつつ、彼を不安気に確認する。
「仕事に行かないと」
「…うん」
「お前は先生が待ってるだろ」
「…うん」
「もう俺の前では泣くなよ」
龍貴は泉夏の髪を撫で、頬を撫でた。
その指はゆっくりと顎に到達し、そして僅かに唇に触れ-完全に彼女から離れた。
「…泣かない」
-多分。
彼に触れられた部分全てに熱を感じつつ、泉夏はようやく発した。
「多分かよ」
笑い。
龍貴は運転席に身体を戻した。






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