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桜の季節が巡っても~追憶~
第42章 デート前の波乱1(再編済)
「いくつか候補はあるの。急いで決めるから、あと少しだけ待って」
『急いで決める必要など全くない』-言おうとしたのだが、あまりにも必死な彼女の様子に、それは出来なくなってしまう。
持参した鞄の中から取り出したスマートフォンで何やら検索し始めた泉夏を、秀王は微笑ましく思う。
真剣な横顔に惹かれ、静かにその細腰を抱き寄せたところで-異変に気付く。
彼女が部屋に戻って来た時から、心の奥底で秘かに感じていた違和感。
それがなんなのか-気のせいなのか、確定には至っていなかったのだけど。
ざわめく胸中を押さえながら、更にその華奢な身体を抱き寄せる。
気のせいであって欲しいと祈るように抱いた。
されるがまま自らに身体を預けてくれる-昨日までとなんら変わらない抱擁のはずだった。
『急いで決める必要など全くない』-言おうとしたのだが、あまりにも必死な彼女の様子に、それは出来なくなってしまう。
持参した鞄の中から取り出したスマートフォンで何やら検索し始めた泉夏を、秀王は微笑ましく思う。
真剣な横顔に惹かれ、静かにその細腰を抱き寄せたところで-異変に気付く。
彼女が部屋に戻って来た時から、心の奥底で秘かに感じていた違和感。
それがなんなのか-気のせいなのか、確定には至っていなかったのだけど。
ざわめく胸中を押さえながら、更にその華奢な身体を抱き寄せる。
気のせいであって欲しいと祈るように抱いた。
されるがまま自らに身体を預けてくれる-昨日までとなんら変わらない抱擁のはずだった。

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