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桜の季節が巡っても~追憶~
第44章 デート前の波乱3(再編済)
無意識に、よりそれを受け入れやすいように臀部を背面に突き出し、腰が浮いてさえいた。
完熟した果実が潰れるような音と共に、やがてそこは完全に彼とひとつに繋がった。
彼の全てを感じ、その悦びに新たな愛液が溢れてく。
透明な蜜がひとすじ、泉夏の内股を伝った。
「大丈夫?」
自分本位ですぐに動き出すような真似は彼はしない。
痛さや辛さを与えていないか、いつだって確かめてからだった。
泉夏は小さく頷いた。
安心したように後ろから抱き直され、大事にされてる嬉しさと、これから彼に愛される喜びに胸がいっぱいになる。
「泉夏-」
名を呼ばれ、少しだけ後ろに身体を捻る。
「折角、可愛く支度をしてきてくれたのに。服装も、髪も、綺麗にしてきてくれのに。分かっていたのに…こんな風にしてしまって」
-ごめん。
ばつが悪そうに、謝られた。
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