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桜の季節が巡っても~追憶~
第44章 デート前の波乱3(再編済)
まだ何度も肌を重ねたわけじゃないけれど、明らかに今、攻め立てられてる。
今までで最も激しく、怒張したものが自分を突き上げている。
二カ月振りの昨夜も、確かにそれは情熱的に抱かれた。
でも。
これ程じゃなかった。
これ程、欲しがられなかった。
何故これが昨日じゃなく、今日なのか。
色々な疑問は浮かぶけれど 、それを考えたところで、今はどうにもならない。
とにかく今は、立ち続けていられない。
それを彼に分かって欲しい-。
「やめて欲しいと言うのなら、すぐにやめる。…言って、泉夏?情けないけど俺からは、やめられそうにない。…でも、泉夏が言うなら」
-そうするから。
泉夏の心を見透かしたかのように、秀王は彼女の耳元に囁いた。
緩急つけた律動に、そこはもう蕩けてた。
それはもう、腰が抜けるくらいに。
もうこれ以上動かさないで。
せめてベッドに移動させて。
そう、言いたいのに。
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