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桜の季節が巡っても~追憶~
第45章 三年目のデート1(再編済)
「とっても美味しかったね、先生」
鉄板焼の店を後にし、手を繋ぎ、駅の方向へと歩道を歩き出す。
ごちそうさまでした-泉夏は、指を絡めた隣りの彼を見た。
視線を受けて、秀王は笑う。
「どういたしまして」
「またごちそうになっちゃったね。…いつも、ありがとう」
「まだたったの三回目だ。泉夏とはたった三回しか、一緒に食事をした事もない」
笑顔が翳り、繋いだ手に力が籠った。
「もっと一緒に色んな場所に行きたい。色んな事をしたい。してあげたい事と思っている事は山ほどある。…なのに現実は遠く離れたままで、泉夏には何もしてやれていない。だから食事をごちそうするぐらい。たまにこうして逢えた時ぐらい、泉夏にはなんでもしてあげたい」
熱い眼差しで見詰められ、泉夏は気恥ずかしくなり、焦って視線を逸らした。
「…何もしてやれてなくないよ」
アスファルトに目線を落とし、泉夏は呟く。
鉄板焼の店を後にし、手を繋ぎ、駅の方向へと歩道を歩き出す。
ごちそうさまでした-泉夏は、指を絡めた隣りの彼を見た。
視線を受けて、秀王は笑う。
「どういたしまして」
「またごちそうになっちゃったね。…いつも、ありがとう」
「まだたったの三回目だ。泉夏とはたった三回しか、一緒に食事をした事もない」
笑顔が翳り、繋いだ手に力が籠った。
「もっと一緒に色んな場所に行きたい。色んな事をしたい。してあげたい事と思っている事は山ほどある。…なのに現実は遠く離れたままで、泉夏には何もしてやれていない。だから食事をごちそうするぐらい。たまにこうして逢えた時ぐらい、泉夏にはなんでもしてあげたい」
熱い眼差しで見詰められ、泉夏は気恥ずかしくなり、焦って視線を逸らした。
「…何もしてやれてなくないよ」
アスファルトに目線を落とし、泉夏は呟く。

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