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桜の季節が巡っても~追憶~
第51章 三年目のデート5(再編済)
言ってからすぐ、後悔した。
急激に淋しさが襲ってきた。
明日からの事なんて考えないようにしていたのに、一気に現実に引き戻される。
また一緒に-それはいつ?
数か月は絶対、無理-それだけは確かだった。
明日の朝『またね』をするその時まで、ずっと笑顔でいよう-思っていたのに。
「泉夏のそんな表情《かお》を目にすると…どうしていいか分からなくなる」
沈んだ顔を目敏く発見され、弱々しく呟かれた。
「俺がこんな事を言う資格なんてないのは、百も承知だけれども。…でもそれでも、泉夏が哀しそうにしている姿は見たくない」
秀王は、弱々しく微笑んだ。
彼がどれだけ困り。
どれだけ自分自身を責めているか手に取るように分かり-どうにか気分を変えようと、泉夏は努力する。
ほんと、自分ってだめだな-反省するしかない。
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