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奥手なオークが貞操の危機!?
第1章 1
「ん……むぐ……」
自分の唾液が嚥下される音を聞きながら、彼は指先を深くまで彼女の中につきたてた。呼吸を飲み込む音が聞こえた。
「ん……んん……」
重なった唇の間から聞こえる声さえ無視して、ただ激しく指を抜き差しする。本能の命じるままに……犯すように。
「あはぁ!」
ぷはっと唇を振りほどいたアリシアは、鳴き声に似た嬌声を上げて身をよじった。
「ふぐ……ダメ、ダメぇ!」
「ダメなのか?」
「ちがう、イっちゃう……イっちゃうぅ!」
「つまり、気持ちいいんだな」
指先にごろりととりすがるような感覚があった。
「これか?」
そこを激しくなでまわせば、アリシアがさらに甘い声をあげる。
「う……ひぃ……ん……」
美しい死体がわずかに揺れるのと同時に、指先が吸いこまれるほど強く締め付けられた。
「イった?」
言葉もなく首だけを立てに振って答えた彼女の中から指を引き抜く。ぬるり、と粘性の高い液体が手首まで滴っていることに、彼はここではじめて気がついた。
「すごい、びしょびしょだ」
「だって、ベオくんだから……ベオくんがここに触ってるって思ったら、気持ちよくて……」
アリシアはベオの胸板によじ登るようにして抱きつき、半開きにした唇を差し出してくる。そこに軽く舌先を与えてやりながら、ベオは彼女を抱き上げてやった。
「なんだか、エッチモードのアリシアって……すごく可愛いな」
「いまさら気づいたんですか?」
「アリシア、こんな……女の子の体の中を触るなんてひどいことをしたんだし、責任はちゃんととろうと思う。俺と正式に付き合おう」
「え、この程度で責任?」
「この程度って……」
「ふふふふふ、そういう真面目なところ、大好きですわ。でもね、こんなことはひどいことのうちに入りませんのよ」
ベオに体を擦り付けたアリシアは、妖しく微笑んでいる。
「せっかくだからもう少しだけ、『ひどいこと』をしちゃいましょうか」
ぎらり、と目を光らせて、アリシアがベオの首に両手を回した。まるで絞め殺そうとするかのように、力を入れて……
自分の唾液が嚥下される音を聞きながら、彼は指先を深くまで彼女の中につきたてた。呼吸を飲み込む音が聞こえた。
「ん……んん……」
重なった唇の間から聞こえる声さえ無視して、ただ激しく指を抜き差しする。本能の命じるままに……犯すように。
「あはぁ!」
ぷはっと唇を振りほどいたアリシアは、鳴き声に似た嬌声を上げて身をよじった。
「ふぐ……ダメ、ダメぇ!」
「ダメなのか?」
「ちがう、イっちゃう……イっちゃうぅ!」
「つまり、気持ちいいんだな」
指先にごろりととりすがるような感覚があった。
「これか?」
そこを激しくなでまわせば、アリシアがさらに甘い声をあげる。
「う……ひぃ……ん……」
美しい死体がわずかに揺れるのと同時に、指先が吸いこまれるほど強く締め付けられた。
「イった?」
言葉もなく首だけを立てに振って答えた彼女の中から指を引き抜く。ぬるり、と粘性の高い液体が手首まで滴っていることに、彼はここではじめて気がついた。
「すごい、びしょびしょだ」
「だって、ベオくんだから……ベオくんがここに触ってるって思ったら、気持ちよくて……」
アリシアはベオの胸板によじ登るようにして抱きつき、半開きにした唇を差し出してくる。そこに軽く舌先を与えてやりながら、ベオは彼女を抱き上げてやった。
「なんだか、エッチモードのアリシアって……すごく可愛いな」
「いまさら気づいたんですか?」
「アリシア、こんな……女の子の体の中を触るなんてひどいことをしたんだし、責任はちゃんととろうと思う。俺と正式に付き合おう」
「え、この程度で責任?」
「この程度って……」
「ふふふふふ、そういう真面目なところ、大好きですわ。でもね、こんなことはひどいことのうちに入りませんのよ」
ベオに体を擦り付けたアリシアは、妖しく微笑んでいる。
「せっかくだからもう少しだけ、『ひどいこと』をしちゃいましょうか」
ぎらり、と目を光らせて、アリシアがベオの首に両手を回した。まるで絞め殺そうとするかのように、力を入れて……