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奥手なオークが貞操の危機!?
第1章 1
「んああああああああ!! 大きいっ!」
 男慣れしている風のアリシアにさえ、その大きさは酷だったようだ。ビクンとからだをのけぞらせて悶える。
しかしベオは容赦などしない。
「ふん、あれほど欲しがっていたオークのチンポだぞ。汚いオークにだらしなく蹂躙されたいんだろ」
 彼女の腰を引き寄せるようにして、ついに竿の根元までをすっぽりと埋め込んでしまった。
「ああああああああ、膣内《なか》がいっぱい……キュウキュウいっちゃう……」
「動くぞ、大丈夫か?」
 悪辣なオークを気取りながらも思わずもれた気遣いの言葉に、アリシアの瞳が潤む。
「ベオさん、やっぱり優しい……大好き……」
「俺も……大好きだよ、アリシア……」
「ああ……嬉しい……」
 肉竿を包む肉壁がキュウと強く締まった。それはまるで抱きしめるような……自分とつながっている愛する男の部分を全て舐めとろうとするような動きだった。
「そ、そんなに締めるな」
「無理……ベオさんのおチンポさま……すごい……」
 アリシアが自ら腰を上下に動かす。もっちりと肉のついたベオの下腹部に自分の下腹部を打ちつけるように大きく、強く。
 ぬるりとぬめるくせに強く締まる蜜肉にしごき上げられて、ベオの欲熱は高まるばかりだ。
「アリ……シア……好きだ……」
 かすれる声でつぶやけば、横からアーニャが擦り寄ってくる。
「ずるいぞ、アリシアばっかり……私にも好きって言って」
「好きだ、アーニャ……大好きだ」
「じゃあ、キス……して」
 ずいっと眼前にせまった彼女の表情は恍惚にとけて、桜色の唇からとろける吐息がベオの鼻先をくすぐる。
 ベオは首を上げて、吐息を掬い上げるように彼女の唇に吸い付いた。
「もっと、深いのちょうだい」
 彼女はベオの顔に両手を回して、彼の唇を貪欲にむさぼる。
「んぐっ?」
「ねえ、ココ、触って」
 投げ出した手の先に、彼女の柔らかい陰毛がするりと擦り付けられた。
「指でぐちゃぐちゃにして」
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