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奥手なオークが貞操の危機!?
第1章 1
「ぐ、ぐふ」
 望みどおり、陰裂の間に太い指を割りこませてやれば、彼女の陰核はすでにふっくらと立ち上がっていて指先に触れる。
 それをくにくにと軽く捏ね上げてやれば、アーニャが身をくねらせて甘く鳴いた。
「んあん……」
 腰の上には肉打つように腰を使うアリシア、確実にしごき揚げられる肉竿の緊張感は高まって行くばかりだ。
 片手には身をくねらせて歓喜の声をあげるアーニャ、さらに奥まですすめた指でうがった雌穴からは止め処ない蜜があふれて手首まで伝う。
「ああ、ベオ……ベオぉ、いっちゃうよぉ!」
「あ、俺も、もう……」
「私も……」
 短い歓喜の声を同時にあげて、三人の動きが止まる。
「あああ、出る……」
「来てる……ベオさんのオーク汁、いっぱい……」
 大きなため息と共にぐったりと身を崩したアリシアは、ベオの胸元に顔を埋めた。
「ふふふふ、まだびくびくいってる」
 アリシアはイったばかりの膣に彼の指を収めたままで、その腕にぎゅうと抱きつく。
「ん……きもちいい」
 そんな二人を受け止めるベオは、満足げに鼻息を吐いた。
「これは……他のオークたちが夢中になるのもわかるような気がする」
「あら、オークじゃなくても、男の子なら誰でも好きな行為ですわよ」
「じゃあ、普通の男として……アリシア、アーニャ、愛してる。いや、二人を同時に愛するっていうのも不誠実な気がするけれど……」
「ふふふふ、いいじゃないんですか、そこはオーク式ということで」
「いいのかなあ……」
「いいんです。そのかわり、私たち二人以外の女の子に手を出したら、それは浮気としてカウントしますからね?」
「しないよ、浮気なんか。だって……」
 ベオはたくましい腕で二人の女性を抱き寄せて囁いた。
「二人とも、俺が満足するまでがんばってくれるんだろう?」
 彼の股間はすでに再びの屹立を見せている。そして表情は実にオークらしく、下卑た笑顔で。
「なあ、二人で舐めてくれよ」
 いやらしくブヒッと鼻を鳴らしながらも、彼が二人に落としたキスはひどく優しいものだった。
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