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溺愛〜あたしだけの王子様〜
第3章 溺愛
妻を癌で亡くしてから22年が経つ。
あの頃は本当に辛かった…………


碧の笑顔だけが救いであり、
仕事の原動力だった。


社を背負う人間として、がむしゃらに働いたのは碧が居たからだ。



『SS物産ねぇ………
付き合いは13年と8ヶ月か………

おっ?
おお、碧が私と初めて交わった年齢と同じじゃないか』

三宅はポンッと手を叩いた。



碧はしなやかに、
美しく成長していった。
子育て専門ヘルパーが育てた。

私と初めて交わったときのあの恥じらいと高揚した表情が未だ瞼に浮かぶ。


碧の臀部の肌触り。


足の指の長さや形………


滴る秘部は、
淡い桃色でまるで新鮮な貝のようだったな。



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