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溺愛〜あたしだけの王子様〜
第1章 前編
きっと今の時間――朝7時10分だ――なら、
目が覚めてるはず。


あたしはドアにそっと耳をつけた。



「ケホ、ケホっ……」

時人の咳。

やだわ、心配しちゃう。
でも………お薬とお粥を運ぶのはまだ我慢。


「頭痛いなぁ……」
独り言。

あたしはその場に座る。

時人、昨日夜中に熱を計ったら37℃台に下がってたでしょ?


「………う〜ん……」


あ、もしかして。


「……ん……」


あたしは息を潜め、
ドア越しに聞こえる時人の声に集中する。


「………ん、んんっ、
はっ、はっ」
途切れがちな息に、
ゴソゴソと衣擦れの音。
微かにシュッシュッと擦る音も聞こえる。
あたしは下腹が熱くなってきた。


「んん、はっ、はっ………………ああっ………
うっ……」



あたしはジワッと濡れる。
でも、今ここで動くわけにはいかない。
聞いてるのがバレてしまう。







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