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溺愛〜あたしだけの王子様〜
第2章 後編
―――――翌日。

午前9時過ぎ……



『そろそろのはずなんだけどな〜』
あたしはリビングで観葉植物に水分をプッシュしながら、
そわそわしている。



ピロピロ〜〜〜ン♪♪♪


『あっ、
もしかしてっ?』
スマホに飛び付く。


メッセージを開くと、
あたしの口元は綻んだ。


〔緊急のお知らせ
保護者各位さま

本日、当学園宛に爆破予告と思われる紙面が届きました。
職員で会議を行いましたのち、
子供たちを帰宅させ、明日まで2日間休校と決定致しました。
午前中のみで下校させることになりました。

悪質なイタズラかと想像しております。念のための自宅待機とお考え下さい。
平日でご多忙のことと思います。学園は子供の安全を第一に警察と連携し対処を致します。
どうかご理解願います。

学園長 芝田アヤ子〕



『やった〜♪
予定通りだわ』
あたしは親指をパチンと鳴らした。


『よし、じゃあ2日間のうちにしなくちゃ♪』
あたしは黒いメンズ服に着替えた。

痩せ体型だから良かったわ。

ネットで購入したメンズの洋服を着て鏡の前に立つと、
草食系の小柄な20代男子に見える。
もちろんメイクを落として、足もがに股を意識した。サングラスは怪し過ぎないようにブラウン。

ハット帽子を被った。
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