この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
溺愛〜あたしだけの王子様〜
第2章 後編
―――――翌日。
午前9時過ぎ……
『そろそろのはずなんだけどな〜』
あたしはリビングで観葉植物に水分をプッシュしながら、
そわそわしている。
ピロピロ〜〜〜ン♪♪♪
『あっ、
もしかしてっ?』
スマホに飛び付く。
メッセージを開くと、
あたしの口元は綻んだ。
〔緊急のお知らせ
保護者各位さま
本日、当学園宛に爆破予告と思われる紙面が届きました。
職員で会議を行いましたのち、
子供たちを帰宅させ、明日まで2日間休校と決定致しました。
午前中のみで下校させることになりました。
悪質なイタズラかと想像しております。念のための自宅待機とお考え下さい。
平日でご多忙のことと思います。学園は子供の安全を第一に警察と連携し対処を致します。
どうかご理解願います。
学園長 芝田アヤ子〕
『やった〜♪
予定通りだわ』
あたしは親指をパチンと鳴らした。
『よし、じゃあ2日間のうちにしなくちゃ♪』
あたしは黒いメンズ服に着替えた。
痩せ体型だから良かったわ。
ネットで購入したメンズの洋服を着て鏡の前に立つと、
草食系の小柄な20代男子に見える。
もちろんメイクを落として、足もがに股を意識した。サングラスは怪し過ぎないようにブラウン。
ハット帽子を被った。
午前9時過ぎ……
『そろそろのはずなんだけどな〜』
あたしはリビングで観葉植物に水分をプッシュしながら、
そわそわしている。
ピロピロ〜〜〜ン♪♪♪
『あっ、
もしかしてっ?』
スマホに飛び付く。
メッセージを開くと、
あたしの口元は綻んだ。
〔緊急のお知らせ
保護者各位さま
本日、当学園宛に爆破予告と思われる紙面が届きました。
職員で会議を行いましたのち、
子供たちを帰宅させ、明日まで2日間休校と決定致しました。
午前中のみで下校させることになりました。
悪質なイタズラかと想像しております。念のための自宅待機とお考え下さい。
平日でご多忙のことと思います。学園は子供の安全を第一に警察と連携し対処を致します。
どうかご理解願います。
学園長 芝田アヤ子〕
『やった〜♪
予定通りだわ』
あたしは親指をパチンと鳴らした。
『よし、じゃあ2日間のうちにしなくちゃ♪』
あたしは黒いメンズ服に着替えた。
痩せ体型だから良かったわ。
ネットで購入したメンズの洋服を着て鏡の前に立つと、
草食系の小柄な20代男子に見える。
もちろんメイクを落として、足もがに股を意識した。サングラスは怪し過ぎないようにブラウン。
ハット帽子を被った。