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寝取られ妻
第8章 シーン8
 二週間ほど前に初めて行ったカップル喫茶で、他の客にスワッププレイを持ちかけられて断ったけれど、そういう行為が実際にあると言う現実に大輔は激しく興奮した。

 なんとか二人の間のプレイで収めようとして、あたしは大輔に別人のように変装させ、それを鏡で見て他人があたしと絡んでいる状態を見ている状況を作り出し、それで大輔の昂ぶりを抑えようとした。

 でも無理だった。

 最初は興奮していたけれど、いくら変装しても自分は自分、大輔はすぐに興奮しなくなってしまった。

 今、大輔の頭の中にあるのは自分ではない他人があたしの身体を蹂躙すること。

 それを想像して初めて男性自身に力が漲ってくる。

 大輔は次第に男としての力を失いつつあるのだろうか?

 いや、そんなことはないと思う。勃起した時の硬さと力強さは前と変わってはいない。

 ただ、その回数がめっきり少なくなってきている。

 回数?

 いやそうではない。

 回数ではなく、反応する刺激の種類が違う。

 そう、より強い刺激を大輔は求めている。

 あたしに魅力が無くなったのだろうか?
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