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第9章 シーン9

「そうか、分かった。」

「あ、でも、美奈さんはこのこと承諾しているの？」

「大丈夫みたい。今聞いたのだけれど、美奈さんは複数のプレイも経験あって平気だし、何よりレズとかそういうアブノーマルなプレイが大好きだと言っていた。」

「また、カップルルームを借りるの？」

「いや、ここで他の人の目を考えると落ち着かなくなるから、出て、ラブホテルに行こうと言う事になった。」

　テーブルの所で北上さんと美奈さんが話している。

　こちらを向いて美奈さんが手を振った。

　全て承諾したと言う合図のつもりなのだろう。

　これからどう言う展開になるのか、全然見当がつかないけれど、手を振る美奈さんの笑顔を見て安心した。

　でも心臓の鼓動は早くなっている。

　本当にあたし大輔以外の男性に犯されてしまうのだろうか。