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同・期・入・社
第1章 花火
時々、週末に会う仲。私は別に進展を求めていないけど、同じオフィスで働く者同士で話は尽きない。つまり、彼は同期入社の異性の友達。お互いにね。
誘われて、夏の宵に河原で一緒に花火を観た。並んで座り夜空を見上げる。打ち上げ花火の大会、久しぶり。
大会もたけなわな頃、シートに置いていた私の手に、彼の手が重なった。思いがけないことに、下腹がグッと熱くなる。意図ある手。
あなたにはそんな気持ちもあったの?
彼も私も何も言わない。彼は、手のひらを返してわたしの指に指を絡める。
こんなことに、体がこんなに反応するなんて。
下腹部、熱いものが溢れ出るのを感じる。
どうしよう、どうなるの?
花火が終わって、言葉のないまま、二人は立ち上がった。一度離れた手を、彼はまた繋いで、二人で夜道を歩く。
いつものように、普通に別れた。


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