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木之花ノ夜想曲~夢語り~
第9章 "急"
一方山崎はと言うと…
(どないしょ…
やっぱり副長に報告せんとあかんのかな…)
朱雀様が瑠衣を女子と承知で新撰組に入れた訳で…
それを今更女子と言う理由で此処から追い出す訳にもいかないだろう。
(ほんま、どないしょー)
本気で悩む山崎である。
「当代様・・・あっいやっんっ!!」
外の二人などお構いなしに行為は続く…
何時の間にか押し倒され、床に背をつけ当代様を見詰めている…
髪紐も解かれ肩より少し下くらいの髪が床に広がっている…
当代様の手が瑠衣の胸の周りを悪戯に弄り回していて…
その唇は首筋に押し付けられ、チクッという痛みと共に赤い花という痕が浮かび上がる…
「あっ・・だ…駄目です」
生理的涙を浮かべながら、瑠衣はいやいやと首を振る…
「心配するな、後で消してやる」
更に花びらと言う刻印を刻みつける当代様、手は胸を弄っている…
「あっ・・痛っ・・はぁん・」
息を乱し、快感に身を持っていかれそうになる瑠衣…
朱雀との行為はある意味媚薬的効果がある…
それは瑠衣にしても同じ事なのだが、当代様の接吻で十分に効果が発揮されている(本来逆もあるのだが瑠衣自体の力が落ちてる為、当代様には効果が無い)…
当代様の指が急に瑠衣の胸の頂を摘んだ!!
「あ"っ・・あぁぁ!!」
あまりの快感に腰を浮かせてしまう…
当代様は笑いながら、もう片方の胸の頂を口に含む…
「はぁん・・あっ・あっ・・だめ・・耐えられな・いっ!!」
当代様の首に自分の腕を回し、必死に快感に耐えている…
「はぁ…無理はするな…身を任せた方が楽ぞ…」
頂を口に含みながら話す当代様…
その声の振動すら快感と捉えてしまう…
「そ・・そんな事・・」
腰を浮かせ、首に回した腕に力が入る…
「自然にまかせろ、抵抗すれば、そなたが辛いだけぞ…」
更に胸を激しく弄ぶ…
胸を弄ばれただけなのに、瑠衣の限界は近い…
それだけ媚薬効果が強く効いている証拠。
「あっ・・あんっ・・はぁ・・・」
切なく甘い声が木霊する…
息づかい荒く涙目に快感に頬を染めるその姿、普通の男なら、とうに理性が飛んでるたろう・・・
だが其処は朱雀様、冷静に瑠衣の乱れ具合を見ている…
「やっ・・はぁ…あぁ…」
(そろそろ限界か…)
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