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木之花ノ夜想曲~夢語り~
第11章 "遊"

「あ・・・あぁん・・」
随分と甘い声で鳴くもんだ……
その声色も艶さを含み耳に聞こえが良い…
こんな女は遊女でも中々居ない。
少々の気紛れ気分だったのが本気になっていく、何時もなら半刻程度女を好きにして帰るのが最近の普通だったが、月詠はそんな事をしたらもったいなさそうだ‥
じっくりと責めて鳴かせて、この女の全てを堪能したいという欲望に今日は勝てそうにないだろう
溺れる‥とは少し違う、だが朝まで離したくないという独占欲みたいなものか?
月詠にはそんな不思議な魅力が備わっている。
「ん・・・あ‥もっと・・・・」
土方に責められている華因といえば美味しそうな餌にご満悦…
しかも女泣かせの土方というあだ名があるくらい、そっちの方は巧みで上手い。
「もっと・・・うちを責めて良いんよ・・
あぁ…そこは・・・」
胸をこれでもかと揉みしだいていた手がスルリと下に滑り落ち、長襦袢の乱れた隙間から内腿を撫で回し中心の花の回りを行ったり来たり…
焦らされているのは分かっている、でも此処まで遊女に対して巧みな愛撫をして来る男もそう居ない…
「どうした?
まだ肝心の場所に触ってもいねぇのに濡れ濡れだな月詠?」
「はぁ‥ぁぁー
ひ‥土方はんが上手すぎるんや…
うちをこんなにした責任取ってや……」
「まぁな…」
ぐちゅっとした音と共に躊躇いも無く土方の指が花を開き泉の中に入ると同時に、親指の腹でまだ慎ましく硬い芽を弄られ軽い絶頂感に声を上げてしまう…
「あんっ…あ あ"あ"ー!!」
「敏感だな、此だけで達したか?」
「はぁ・・はぁ・・」
この月詠とした事が土方のペースに乗せられるなんて……
達したにも関わらす土方の指は止まる事を知らず、こっちは喘がされてばかり…
随分長く責められたと思ったら、土方は月詠の両脚を掴み一気に大きく広げた!!
「あぁぁ!!
そないな所見ては駄目や・・・」
「・・・
遊女の割には随分綺麗なモノだ‥
それに見られただけでも興奮するのか?
此処は正直に欲しがっているぜ??」
「あはんっ・・土方はんのいけず・・」
一番恥ずかしい部分をまじまじと見られ、知らず腰をくねらせておねだりのような形になって…
その真実は目の前の力が欲しくてウズウズしているだけだが……
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