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木之花ノ夜想曲~夢語り~
第13章 "心"


「私は…分からない…
先生を見ていると…もっと居たい、話をしたい…そんな気持ちにさせられる…

一緒に居て楽しい嬉しいと思うし…
逆に切ない…そんな感情に襲われる…時があります…

それが愛とか恋とか…そんな感情かどうかも私には分からないんです…

先生の事は…ちゃんと男性だと…私は思っています…
‥でなければ口付けして、こんな感情を持つ事も多分…無い……」

一気に自分の思った事全ての思いを総司に話す…

「それは…
私を男として見てくれている…そう解釈して良いのですね…」

「…はい…そう…思います…」

喜怒哀楽その感情が分からないのであれば恋・愛という感情が分からないのは道理…

自分だって土方に言われなければ分からなかったのだから…


総司は瑠衣を抱き起こし、そっと自分の腕の中に抱き締めた…

「橘さん…今…この状態をどう感じますか?」

分からなければ…教えれば良い…そう総司は考える・・・

「今‥ですか…?
温かいと…思います…体も心も…」

自分が今感じたままを総司に話す…
総司は更にキツく瑠衣を抱き締める

「体も心も温かい…
それは私が橘さんを抱き締めてるからですか?
他の男に抱きしめられても、同じ事を思いますか??」

しばし瑠衣は考え…

「沖田先生に抱き締められてるから…だと思います…
他の男に抱き締められても、こんな感情は無い…それだけははっきり分かります」

素直な瑠衣のその言葉に嬉しくなる総司‥

「それは…私が特別だと思って良いのですね…」

「……はい…そう思います」

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