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木之花ノ夜想曲~夢語り~
第19章 "縛"
「今日も楽しませて貰うぜ…
ぁははは…」
瑠衣の胸を鷲掴みにし、千切れるかと思う程の力で揉んでいく…
(あぁ…
今日も始まるのか…)
瑠衣の声は叫び過ぎて、喉が切れたかのような痛みが続いている…
胸は痣だらけ…
その泉心は男の熱棒の他、面白がり竹刀や木刀など入れられ裂け血が流れている…
生かさず殺さず、生殺しの状態が続いていた・・・
男は瑠衣の泉の中に手を這わす…
「くくく…
感じるか??」
瑠衣は唇を噛み締め苦痛に耐えている…
唇からは何本もの血の後がある、噛み締め過ぎて唇を何度も切ったのだ。
男が何時もの通り瑠衣の胎内に入って来た…
「具合は最高だからなぁー
そこらの遊女顔負けだぜ…」
男は腰を動かしながら、後ろの男に合図を送っている。
『バシッ…バシッ…バシッ…』
竹刀が傷だらけの背中や尻を打つ…
「く"っ…あぁ!!」
麻縄が竹刀に打たれて更に食い込み、激痛と共に血が流れる…
「女を痛めつけるのは最高たぜっ!」
竹刀の音を聞き付け、他の男達も部屋に入って来る…
「相変わらずだなぁ」
「遊女には出来ねぇからな」
「そりゃそうだ…」
男は欲望の白濁を吐き出し離れ、次の男が入って来る…
永遠その繰り返し…
瑠衣には既に反抗の力も残っていない、ただ男達に振り回され、なぶられるだけだ。
気を失えば水を掛けられ、男達の欲が終われば集団で竹刀で打たれる・・・
そしてまた男達の欲望の慰み者になる・・・・・
もう本来の目的なんか‥無い、ただ目の前の殺しても良い女に、普段隠している男の欲望全てをぶつけているだけ…
人間は自分より下だと見下すと、どんな残酷な事でも出来る、そんな生き物だ‥そんな事は十分理解しているつもりだった。
普通の人間ならば、とっくに気が触れてるか死んでいるだろう…
それが出来ない自分は、ただ男達のやる事に耐えるしか無い。
何時まで??
それはこっちが聞きたい事だ。
永遠とも思える地獄の行為…
自分は解放される日は来るのだろうか・・・・・
それとも…
ずっとこの男達に好きにされるのか・・・・・
(・・・・・総司…ごめん‥なさい・・・・・)
ただそれだけが、瑠衣唯一の不安だったのかも知れない・・・
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