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木之花ノ夜想曲~夢語り~
第20章 "追"
「もっと鳴けよ…
よがり狂ってみろよ…」
瑠衣は地面の土を血が出る程握りしめ、高杉の行為に耐える‥
使われた符の解術をしようにも、高杉の激しい責めがそれを許さない…
「あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
夜中の路地裏に、瑠衣の悲痛な声が木霊する・・・
総司も道に迷っていた、いや正確には見失った…。
追いかけている最中に光が消えた、多分瑠衣が"鬼"を倒したのだろう。
其処から先の足取りが掴めない、場所は京でも有名な迷路のような路地裏、一度入ると出られない、そんな噂まである所だ……
「困りましたね…」
追うにも自分もこの道は良く分からない、下手すれば自分自身道に迷う…。
まして深夜だ、明かりも無くこの道を進むのは危険である。
「しかし‥何か嫌予感がします…」
急に逃げ出した"鬼"は偶然だったのだろうか?
不安を抱えながらも、総司は裏路地に入るかどうか迷っていた。
「はあぁ…んんっ…ああぁ…」
どのくらいの時間こうされてるのだろうか??
高杉の責めは一向に休まる気配を見せない…
「どうした…
まだまだこんな物じゃねぇだろ…」
手が指が瑠衣の胎内を悲痛な程に責め弄ぶ…
もう何度達したか分からない…
それでも高杉は責め続ける…
「いやん…ああぁ…はぁんっ…」
考えたくても快感を与え続けられ、思考能力は奪われていく…
「もっと、よがり苦しめよ…
俺を喜ばせろよ…
期待してやってるんだからよ……」
高杉の勝手な言い分に腹を立てても、今の瑠衣にはなす統べが無い…
高杉が育ちきった胸の頂きを噛む!!
「痛っ!! ああぁんっ…」
「なんだぁ
痛い方が感じるのか?」
これは良いとばかりに、更に頂を噛み続けられ、胸の頂が千切れそうなくらいの痛みが何度も襲う…
「あっ!! んはぁぁぁ!!」
だが、痛みの中にある確かな快感‥瑠衣すらも知らない未知の感覚…
それを目ざとく見付け、高杉はニヤリと笑い頂を噛み続ける。
胎内も至る所を探られ暴かれ、花は高杉の手淫に屈服し、過ぎる快感に反応して幾つもの快楽の蜜を流し出すばかり…
高杉は瑠衣の弱い所ばかりを狙い集中的に責め続ける……
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