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木之花ノ夜想曲~夢語り~
第24章 "山"
「あはんっ!!…あぁぁ!」
「クスッ…
分かりますよ…瑠衣の中が…私を欲しがっているのが…」
瑠衣の胎内は、瑠衣が思っている以上にグイグイと指を締め付け、その身体は早く自分が欲しいと訴えているよう…
こんな乱れた仕草をさせたら、こっちが本当に我慢出来ない。
「クスッ…
そんなに早く私が欲しいのですか?」
「いゃんっ…!」
師走の寒い中、この二人だけは寒さを感じないように、夢中にお互いを求める…
「はぁ…瑠衣…我慢出来そうにありません……行きますね…」
「う…うん……」
総司が性急に腰を進めて来る…
もう何処を責めれば、瑠衣が弱いかなんて知り尽くしている…
「あぁぁ…そこ…だめぇーっ!!」
一番弱い場合を執拗に責め立て、熱く火傷しそうな瑠衣の中を、総司は激しく駆け抜ける…
「はぁ…くっ…キツい…」
「ああんっ…総司ぃ…」
動くのがやっとなくらい狭くキツく締まる胎内、瑠衣が快感に身を浸しているのが良く分かる、そういう自分も瑠衣の胎内で至極の快感に浸る…
「あぁ…はんっ…んんっ…」
自分の動きに合わせて、瑠衣の腰が怪しく跳ねる、首に両腕回し小刻みに快感にうち震えている瑠衣の身体…
「瑠衣…我慢…はぁ…しないで…私ももう…」
「はぁはぁ…ぅん…総司と…一緒……」
総司の腰の動きが更に速まる…
瑠衣の快感もまた……
「あっ…あぁぁぁぁっ!!」
「くっ!!…あぁぁ…はぁ…」
お互い高みに上り詰め、快感に弾け身を震わせた・・・・・
「はぁ…はぁはぁ…そ…総司…私、隊務中なんですけど……」
「はぁ…そう言えば…そうでした・・・・・」
顔を見合わせて思わず笑い出す二人…
とてもじゃ無いが隊務中の姿には見えない……
着物こそ全部は脱いで無いが、二人共とんでもない姿である…
「全くどうやったら、さらしを着物も脱がせずに器用に外せるんですかっ!!」
中途半端に脱がされた着流しに、さらしを巻き直すのは意外に面倒な作業になってしまう……
「だったら一度脱げば良いじゃ無いですかー」
「却下……!」
「えーっ・・・」
頬を膨らませて、不満そうに瑠衣を見る総司だが、瑠衣はゆずらない。
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