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木之花ノ夜想曲~夢語り~
第24章 "山"
その間にも瑠衣の口付けは深くなり、土方に舌を絡めて来る…
(お…
おいっっ!!)
柔らかい唇、甘い口付け……
土方の脳裏に、高杉に捕まって陵辱を受けた後の、あの妖艶な瑠衣の姿が思い出される…
(…知らんぞっ!)
瑠衣の舌を絡めて取り、更に深く口付け仕返す…
「んんっ…はぁん…あぁ…んっ…」
瑠衣の仕草、声で土方さえも理性が飛びそうになる…
絡め取り、甘噛みし吸い尽くし……
瑠衣の口内を十分に堪能…
そんな土方の責めに、ピクンと瑠衣が反応する…
(総司の奴が離さないのも分かる気がするぜ…)
虚ろな瞳に半開きの唇、頬は上気して赤くなり…
男の理性を吹っ飛ばすには十分すぎるその仕草…
土方の着物をぎゅっと握り締め、少し上目使い気味に虚ろに此方を見ている姿…
(さっきと同じ橘とは思えないぜ…)
無防備過ぎる!
その姿に土方の理性も限界寸前…
もう一度と水を含み口付けをすると…
「んっ…んっ…はぁ…もっ…と…んんっ…」
「はぁ…すまねぇ…」
心の中で総司に謝りながらも、土方は瑠衣の首筋に唇を這わせ、舌を使って刺激し、瑠衣の反応を伺う…
「あんっ…あぁぁ…ひゃんっ!」
ピクンと体が跳ね、着物を握り締めている手がより強くなる…
土方は首筋から胸元へと唇を移してゆく…
「はぁ…不味いな…」
このままだと抑えられなくなるのは時間の問題、理性と本能の中を葛藤し捲っているのだが……
そんな所に瑠衣は着物から手を離し、土方の首に腕を回して来た…
(こいつ…
間違い無く総司と勘違いしてねぇか??)
土方は瑠衣のさらしに手を掛け、器用に中のさらしだけを取り去ってしまう…
「・・・・・・・・」
其処には、昨日総司が付けた痕が薄く残っていた…
(あいつ…いつの間に…)
見えない総司に文句を言っても始まらない…
土方は我慢仕切れず、瑠衣の胸に手を伸ばす…
「んぁ…はぁ…」
形良く豊満で柔らかい、頂も綺麗な薄紅色…
(しかしよく‥こんなに大きいもんをさらしで隠してるもんだ)
持ち上げる様に弄び、暫しその感触を楽しむ‥
「はぁ…んっ…んふっ…」
胸が弱いのか、しがみついている腕が時々ピクンと動く…
そのまま頂を押し潰す様に摘んでみた・・・
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