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木之花ノ夜想曲~夢語り~
第24章 "山"


「んっ…」

当代様の力が回ったのと、総司の穏やかな気配に、うっすらと瑠衣の目が開く…


「瑠衣!?
大丈夫ですか??」

総司の焦ったような少し大きな声に、今度こそ瑠衣は完全に目が開いた。


「・・・・・総司??」

「はい、分かりますか?」

「…えぇ…
力を使い過ぎたんですね自‥私………」

「そのようです、朱雀様が暫く眠ると、土方さんに言付けしたみたいですよ」

「という事は副長が私を此処まで??」

「そうみたいです」

と言うより何故総司の布団??
よく分からずに、瑠衣はゆっくりと半身を起こした。


「此処って総司の布団ですよね…
自分の布団引きます」

そんな瑠衣を総司は両肩を抑えて遮った。


「嫌ですよ、どうせなら一緒に寝ましょう!」

そう言って瑠衣を抱き締め、布団に入って来る…

「総司…
私着替えて無いですっ!」

「気にしませんー」

瑠衣を抱き込んで総司は布団に潜る。

「本当に…もう…」

総司の胸の中で、ふてくされてみる瑠衣、勿論見えていないが……


「クスッ、久しぶりですねぇ瑠衣とこうして寝るのも…」

お互いの温もりが暖かくて気持ち良い…

「そうですね…
やっぱり総司の側が一番安心します」

「私もですよ…
………って瑠衣?
何でさらしを外しているのですか??」

瑠衣の胸が当たる感触…
それはさらしを外している時の感触だ!


「??
あれ…
何故……??」

何時外した??

総司は瑠衣の手首を掴んでグルッと押し倒す!!


「総司??」

そのままもう片方の手で、着流しを脱がしていく…

「ちょっ…総司……!?」

しっかり裸にされ焦る瑠衣と、何故か瑠衣の裸をマジマジと見ている総司………


「…別に何もありませんねぇー」

「何っ、何ですかっ!?」

「…土方さんの事だから…
と思いまして…」

そのまま密かに耳元に口付けする…


「…ばかぁーっ!!」

「クスッ、寝間着取るの面倒なので、このまま‥ね…」

「そうじーっ・・・」

裸の瑠衣をそのまま抱き込み、総司は寝る体制に入ってしまう…

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