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木之花ノ夜想曲~夢語り~
第25章 "帝"


「今のそなたに我を拒めるのか…?」

瑠衣に覆い被さり見下ろして、ニヤリと笑う…

「そ‥それは……」

今の自分は朱雀様の側近…
拒める訳が無い…

御所内何処に目や耳があるか分からない…
朱雀様の言う事に抵抗する事は出来ない……

それを承知の上で、朱雀様はこの様な行為に及んでいる。


もう一度口付けして来る…

「んっ…はぁ…あぁぁ!」

舌を入れられ、中を堪能され…そして……
独特の媚薬効果が出始める・・・


「はぁんっ…あっ…あっ…」

耳元から首筋、喉元から鎖骨へと朱雀様の唇がドンドンと瑠衣を煽る…

着ている面倒な正装を、馴れた手付きで次々と脱がされていく……

最後の一枚を脱がされ、一糸纏わぬ姿で、瑠衣は朱雀様の寝所に寝かされていた。


「やはり…美しいな…
それに妖艶さも兼ね備えたか……」

そのまま胸に口付けし、手はもう片方の胸を揉み弄ぶ…

「あぁぁ…はぁん…んぁ…」

媚薬の効果は絶大だ…

それだけ朱雀様が本気なのが伺える…


「あっ!!…あっ!!」

瞳に涙を浮かべ、頬を蒸気させ、朱雀様が触れる度に体が跳ねる…

媚薬が絶大で、軽く触れられるだけでも、体は敏感に快楽に反応してしまう。


朱雀様は瑠衣の頂を口に含み舌で転がし、もう片方の頂も手で摘みながら弄り責め、瑠衣を高みへと引きずり込む!


「あっっ!! 駄目…あぁぁぁーっ!!」

体がビクンっと大きく跳ね、身体中の快感が弾け飛び、頭が真っ白になる程大きく達した・・・


「ふふ…
達したか‥だが手を緩める気は無いぞ?」

胸元で話されるだけでも、身体は敏感に反応する…
朱雀様は更に胸を弄び責め容赦無く立てて来る…


「はぁぁ!!…あんっ!!…いやぁん…はぁ…おかしく…なる!!」

息を切らし、体は跳ね回り、多少過ぎる快感に必死に耐えるが……


「これだけでこの様になるのならば、後はどうなるかのう…」

「お…お願い…許して…あぁぁ!!」

胸の頂を甘噛みされ、瑠衣の瞳から生理的涙が落ちた……

朱雀様は瑠衣のその涙を口で掬い取り…
手は既に熱く熟れている、その中心へと触れていく………


「ああぁぁぁぁぁぁ!!」

其処はもう蜜で溢れ返り、固い花芽は花開き……

瑠衣がどれだけ快感に耐えてるか伺える程に、体は正直に朱雀様が与える悦楽に従う・・・
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