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木之花ノ夜想曲~夢語り~
第26章 "考"

此方も悶々と考えてるのが一人、昨日の相棒斎藤である。
夜勤明けなので、寝間着のまま布団に大の字に転がっている‥いや、何もする気がおきないのだ。
思い出すのは昨日の事、仕方が無かったとは言え、橘のあの行動が忘れられない………
あの柔らかい唇・舌…
己の熱棒に絡み付く、あの感触……
自分も初めての経験で、訳が分からず、橘のされるがままになってしまったが、あの感触快感が頭から離れない。
(はぁ……)
思い出しただけで、熱棒に欲という塊が集中する。
(・・・・・・・・)
思わず自分の手が、欲に頭をもたげている熱棒に触れる…
あの温かい口内、柔らかい唇、小さな舌……
己の欲望を持て余し、熱棒を擦る手の動きが早くなる…
"ドクンッ!!"
「はぁ…くっ…あぁ!」
欲望に負け、熱棒は極まり、白濁を天高く放出した………
「・・・はぁ……」
思い出す欲望に耐えきれず、自分自身で諌めた事に、軽い後悔に陥ってしまう……
此方もまだまだ悩みは尽きないようである・・・・・
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