この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
木之花ノ夜想曲~夢語り~
第26章 "考"


「・・・・・そうか……
高杉晋作から繋ぎが来たか…」

「はい主、協力する…
そう言って来ました」


宋と星光は、何時もの一室で会話をしている。

三つ目の術石が破壊されてからは、この部屋の中は、常に女の悲鳴と死体と血の匂いが切れる事は無い。


「協力か……
自分の為であろうに…」

「それでも使える者は使う…
そうでしたね主」

「…そうだ……
星光、高杉晋作の為に準備してやれ、最高の舞台をな…」

「はっ、畏まりました」



ドンドン不安定になってゆく結界陣、それを少しでも抑えるには、あの橘瑠衣が邪魔な存在である。


朱雀には手は出せぬが、橘瑠衣ならば……

宋は結界陣を見ながらニヤリと笑う、高杉晋作ならば、橘瑠衣を上手く捕らえる事が出来よう…

あれで、頭脳も度胸も行動力もある…
失敗するならば、切り捨てれば良い事、ただそれだけだ。


宋はまた借結界の前に座り印を組む、己の野望の成就‥それだけを目論見ながら・・・・・


/735ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ