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木之花ノ夜想曲~夢語り~
第27章 "辱"
「星光、来い…
意味は分かるな……」
「・・・・・はい主…」
星光は普段立ち入らない、一段高い祭壇に足を踏み入れた。
そして‥宋の前に立ち己の着ている着物を全て脱ぎ捨てる。
長い髪が星光の白い肌が引き立たせ、可も無く不可も無い鍛えられたその体は、それでも女性特有の丸みを帯び、宋の前に女としての全てをさらけ出して宋に近付く。
「…失礼致します……」
星光は宋の前にかがみ込み、宋の着物の合わせから宋の熱棒を取り出し、そっと自らの口に含む…
「・・・・・・・・・」
宋は何も語らない、ただ星光のさせるが儘にしている。
熱棒に舌を這わせ、両手で熱棒を持ち懸命に口を上下に動かし…
暫くその状態が続き、宋の熱が硬く力を持った時に星光は唇を離した。
そして己から泉を開き、宋の上に跨り、熱棒を咥え込みながら腰を下ろしていく…
「あ…ぁぁ…」
どんな状態であろうと、宋に触れるのは許され無い、星光は自身で身を保ちながら腰を動かしてゆく…
ただの欲望の捌け口…
そんな事は星光が一番良く分かっている、だが宋と繋がるこの一瞬たけが自分の幸せ……
「あぁぁ…主…はぁん…」
星光の腰の動きが早くなり、熱棒を締め付け激しく抽挿し、宋の表情を見、僅かな表情の差を読み取り、宋が達するのに合わせる…
「あっ…あぁぁぁぁ…!!」
宋が達し白濁を放出するのを確認してから、自らも腰を振り切ない絶頂に達した・・・・・
「次っ!!」
瑠衣は総司の変わりに、一番隊の稽古を付けている。
総司にやらすと、一番隊は確実に全滅する………
平隊士の一人が瑠衣に向き合い一礼し、そして動かぬ瑠衣に自ら飛び込んで来た。
『バシッ…』
そんな隊士の打ち込みを片手で受け止め、次々打ち込でくる竹刀を的確に、でも簡単に止めていく。
(はぁ‥どうしてあんなに総司は教え下手なんだか……)
剣の才能はあっても、教える才能は皆無に等しい…
総司の教え下手は、遥かな現代でも有名な話。
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