この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
木之花ノ夜想曲~夢語り~
第27章 "辱"


「・・・・・・・・・」

猿轡で声が出せない総司も高杉を睨み付けている。

瑠衣も動けないながらも、高杉を睨む目は変わらない。


法陣は瑠衣を金縛りで縛り、どうやら外に出れないようにする結界の効果があるようだ…
逆に言えば、結界という事で、外から中に入れない事にもなる。

だが、高杉は法陣を結界を気にする事無く、中に入り瑠衣に近づいた。


「・・・貴様…」

多分、法陣除けの符でも所持しているのだろう、法陣の中でも高杉は普通に動いている、それとも金縛りは自分だけのものか??


「さて…
楽しみの時間だ……」

動けない瑠衣をいい事に、高杉は瑠衣が着ているものを全て脱がし、そして両手を後ろに回し縄で縛り上げた。


「変態野郎…!!」

高杉を睨みながら、瑠衣は一言吐き捨てる…
どうやら金縛りは体だけで、口は聞けるようだ。


「変態か…
ならばこれはどうなんだ?
本当に効果があるのか??」

高杉は懐から星光が渡した符を一枚取り出し、瑠衣の胸の谷間に張り付けた・・・


 "ドクンッ!!"


「!!!!
う"っ…あぁぁ!!」

符は瑠衣の胸に黒い模様を描き、符自体は霧散する…

体中に符の効果が流れ込む‥身体に術が回る…


「はぁ…あぁぁっ!!」

身体が熱くなる…

符に身体が引きずられる……

どうやら符の効果は、使用者を恭順するようにする物らしい…

…が、血にまで術の効果が回った事で、朱雀の血が術の効果を相殺し始めた…
神の血に術は効かない、瑠衣の胸の模様は段々と薄くなり消え、その効果も消えて無くなった……


「はぁ…はぁ…残…念…だったな…自分に…は…そんなもの…効かない」

反動がキツい…

血が勝手に術の効果を相殺する反動をモロに受け、瑠衣の体力を奪い息は上がっている。


「…そうらしな…
相変わらず胡散臭いものだ‥だが金縛りは効いている…」

高杉はニヤリと笑い瑠衣の顎を掴み、己の唇を押し当てる。


「んっ…!!」

何度も角度を変えて押し付けられる高杉の唇…
だが、瑠衣のやろうとしている事を察してか、決して舌は入れて来ない。


(糞っ…
舌を噛み千切ってやろうと思ったのに!!)


瑠衣の心の内とは裏腹に、息をする隙間も与えないような荒い口付に、段々と息苦しさ故に身体から力が抜けてゆく………
/735ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ