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木之花ノ夜想曲~夢語り~
第27章 "辱"
「くく…皆殺しかよ…
流石壬生浪の鬼だな、だがこの中には入れ無いようだなぁ…」
高杉はその間も瑠衣を責める事を止めない…
「あぁぁ…ぐはっ!!…あ"ぁ…」
首を締め、胸を鷲掴みにし、奥を貫き、苦しみの顔を露わにしている瑠衣…
其処に快感なんてものは無い、壊す為の行為‥ただ其れだけだ。
「くっ…
高杉‥橘さんを離せっ!!」
総司の怒りも最高潮で、破れないと分かりながらも法陣に攻撃を加えるが全て法陣に弾かれてしまう。
そんな総司をあざ笑うかのように、高杉は更に瑠衣を責め犯す。
「あぁぁ…ぁぁ…んぁっ…」
声が枯れそうなくらい叫び声を上げる瑠衣…
法陣の外に総司がいるのにどうする事も出来ない……
「早く壊れろよ…
手に入らなねぇなら壊れてしまえ……
そう思うだろう沖田?」
「・・・・・・・・」
高杉は瑠衣と総司の関係を知らない、だからこそ言える言葉だ。
瑠衣を抑え付け尻だけを高く上げる格好…
屈辱的な姿にして更に責める高杉は、もう狂っているとしか言いようが無い。
「あ…あぁぁ!!…あぁぁ!!…」
何度も達し、それでも責め続けられ、瑠衣の体も心も限界…
だが最後に、此だけは総司に伝えないといけない、法陣を破れるであろう唯一の方法を………
"………法陣…結界…線……切断…"
最後の力を振り絞り、やっとの思いで総司に伝えた…
後は総司が気付いてくれるのを願うのみ……
片言の瑠衣の言葉に総司は暫く考える。
(線…切断…そうかっ!!)
法陣の円は線を引いたように出来ている、それを切断すれば…
総司は両手で刀を持ち、法陣を囲む線に刀を突き刺した!
"パァン―――!!!"
断ち切られた法陣は崩れ、力を無くし消えていった・・・
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