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木之花ノ夜想曲~夢語り~
第30章 "桜"


「あっ!?…そ…総司!?」

「はぁ…此処も消毒です…」

高杉にやられっぱなしが少々面白く無い総司…
瑠衣を怖がらせる事が無いように優しく責めていく…


「あっ!!…あぁぁ!!…お…お願い…優しく……して…………」

「えぇ…はぁ…分かっていますよ…」

拒む事はしない、総司の気持ちが分かるから…
だから多少辛くても、総司の行為を受け入れてしまう…


ゆっくりと時間を掛け、瑠衣に負担をかけないように少しずつ解していく…

初めは痛みの色が顔に出ていた瑠衣も、だんだんと総司の行為を受け入れ甘い声が漏れる…


「はぁぁぁ!!…あんっ…ひゃっ…」

かなりの時間を掛け、舌で指で解かされ、総司を受け入れるようになるまで責められ…


「あぁぁ…そ…うじ…もう…大丈夫…だから…んっ!!」

瑠衣のその言葉に総司は顔を上げた。


「…良いのですね?」

最後の確認、多分これ以上は自分でも止められ無い…


「…ゆ…ゆっくり…ね………」

「えぇ…」

総司は己の熱を、瑠衣の後ろの窄まりにゆっくりと沈めて行く…


「ん…あぁ…くっ…あぁぁ!!」

何度同じ行為をしても始めは痛みが付いて来る、それを耐え総司を受け入れる…

「くっ…瑠衣…無理ならば…」

瑠衣は総司の背中に手を回す。


「だ…大丈夫…だから…ね…あぁぁ!!」

瑠衣の決意に総司は同意し、更に腰を深く進めて行く…

全てを受け入れた時、総司の腰が止まった。


「瑠衣…はぁ…はぁ…分かりますか…全て繋がっているのが…」

「はぁ…はぁ…はぁ…うん…分かるよ…今…総司と…繋がって…いる…」

「暫く…こうしていた方が良いでしょう?」

「はぁ…総司は辛く無い?」

「クスッ…
大丈夫ですよ」

瑠衣の体に身を預け、総司は瑠衣の心の蔵の音を聞いているよう。

瑠衣は総司の下ろしている髪をそっと撫でいる。


何を思ったのか、急に総司が口を開いた。


「…神様でも心音ってあるのですねぇー」

この状況で、その言葉…
瑠衣は唖然と総司を見てしまう…


「・・・
総司‥私だってちゃんと生きて呼吸してますよ…
何天然な事言ってるんですか……」

「ぁはは…
そうですよね……
でないとこんな風に愛し合えませんものねぇー」
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